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初春の色Ⅱ   2016,1,3 奈良にて

今回の奈良は西ノ京あたり(^^♪
京都から近鉄に乗って奈良へ、バスに乗り換えて西ノ京
まずは唐招提寺です。
朝のうちに訪ねたせいか人もあまり多くなくきりりとした空気が張りつめていいものでした。
「天平の後期、僧が戒律を学ぶための道場として創建された名刹(ガイドブックより)」
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戒壇
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塀に沿って進むと開祖の鑑真和上の御廟へ

御廟までの道の両側はまさに若草色!
早春の色~苔の敷き詰めた庭(^^♪しばし佇んでしまいます。
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廟も古木とコケに覆われてしっとりとした空気、歳月が醸し出す自然の美の中に・・・
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建物に色彩が少ない中 金堂の鴟尾(しび)が青空で輝いてます。
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薬師寺へ
唐招提寺から800mほど歩いて薬師寺へ
道に沿っての小さな店や食べ物屋さんが並んでのんびりとあちこち立ち寄りながら・・・暖かな日でした。

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西ノ京のシンボルともいわれる西塔680年、天武天皇の発案により建立され以後何度も火災に遭って今のは昭和に入ってからの復元なそうです。
ひときわ色鮮やか


西塔をめぐる回廊
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薬師寺金堂、読経の途中で撒かれる散華、しっかり2枚受け止めました(^^♪

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玄奘三蔵院、玄奘塔

南大門の仁王様
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唐招提寺と比べて賑やかでカラフルな薬師寺でした。



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法隆寺へ

1日に西ノ京の2つの寺と斑鳩の法隆寺をめぐるのはちょっときつい?
そんな思いはありましたが薬師寺からすぐの西ノ京駅から電車に飛び乗り筒井へそこから法隆寺まではタクシーで!
2000円ほどの距離でしたがすぐそばからバスも出ていて(^^ゞ
運転手さんのお話が面白かったので良しとして・・・
法隆寺は広いからお疲れならないように・・・ですって

法隆寺の参道。両脇にはレストランや宿、土産屋さんがずらりならんで門前町
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南大門
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いよいよここから飛鳥時代の姿を伝える世界最古の木造建築の法隆寺に
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中門をくぐり五重塔・金堂へ

子どものころから聖徳太子の名前と共に知っている五重塔(^^♪
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金堂から中門を見る
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西院伽藍を取り巻く廻廊、エンタシスの柱なども懐かしく・・・
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大宝蔵院入口
法隆寺の宝物庫
有名な百済観音、教科書に出てきた玉虫厨子・聖徳太子像、数々の仏像・宝物が1400年に及ぶ法隆寺の歩んだ道のりをうかがわせてくれます。
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たしかに法隆寺は広いこと~(@_@)

これから東院伽藍へ
夢殿!
観音の化身と伝える聖徳太子を供養するための殿堂…神秘的な雰囲気・・・と説明されてます。
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夢殿に向かって左手の門をくぐり隣接する中宮寺へ
弥勒菩薩を拝観したいと思って・・・
でも3時半で門はぴしゃりとしまって・・・・
尼寺のようで閉門もよそよりはだいぶ早く…残念でした。

法隆寺はやはり1日参観に当てた方がいい・・と思いました。
境内の外回りの風景もなかなかいいとのこと・・・・
自転車もあるようです。

昨年あたりから神社仏閣への旅が多くなってきましたが一重に10歳近くはなれた姉たちへお付き合い・・・
姉たちと同じ年齢になった時はもう行かなくって済むかも(>_<)
古くから今に続く…そんな存在に強く惹かれだす年齢ってあるのかも・・・・
私個人は野山や、ハイキングの同行者募集中~!

そうそう

柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺・・・子規
ちょうど5時の鐘がご~んと…聞きながら法隆寺を後にしました。
by may158 | 2016-01-16 13:16 | 奈良 | Trackback | Comments(4)
Commented by asobotei at 2016-01-16 20:16
新年を迎えてのお姉さまと京都、奈良の古刹めぐり!
例年の箱根マラソンの騒々しさを離れて、今年はゆったりと優雅な新春を過ごされたようですね。
先日、TVで法隆寺の宝物などを紹介していましたが2時間?それでも紹介しきれないほどの国宝の数々に、改めてその素晴らしさを再認識、その魅力に惹かれたところでした。
京都と奈良を比べると個人的には奈良に惹かれます。ゆっくり歩ければ・・・。
あんまり読書通ではないのですが、今もって手元に奈良に関する2冊の本が残っています。
1冊は、角川文庫の亀井勝一郎「大和古寺風物誌」。今では内容も全く覚えていませんが・・・。
もう1冊は、薬師寺、高田好胤師の「心」。昭和45年発行の単行本です。古いですねえ~
その説法や写経活動によって薬師寺の再興にこぎつけられたとか。西塔の再建を果たし、いま、東塔の改修が行われている?大学時代に訪れた薬師三尊には圧倒されました!
ブログ拝見して、生きているうちにもう一度、奈良を訪ねたくなりました。
Commented by may158 at 2016-01-16 21:49
阿蘇望亭さん、さっそくご覧いただきありがとうございます。
せっかちの私としましては10日以上も遅いブログアップ、さすがに頑張りが聞かなくなった???(^^ゞ
80歳になる姉も気を使わずにゆっくりとホテルに泊まって過ごせるのがいいようでこのところ京都で会うことが多くなりました。
そんなわけでマラソンはテレビ中継も見なくなりまして結果だけを見ています。

法隆寺の宝物はすごいですね~
教科書で見たものや聖徳太子関連、数々の仏像に宝物、ゆっくりと見たらまた魅力も一層でしょうね~
奈良の本がお手元に!
私も図書館で2年連続で同じ本を借りて旅に備えてました。
矢張り事前の調べは大切ですね~
奈良のほうがお好みで?
なんとなくのどかで何より飛鳥、天平はここでならではですものね。
ぜひゆっくりとお出掛けに!
京都ほど混んでいないのがうれしいですよ~
薬師三尊、この前で読経が行われて散華がまかれましたよ~
拾った散華いい思い出です(*^_^*)
Commented by まり at 2016-01-17 16:06 x
阿蘇望亭さんも奈良の方がお好み?
私もどちらかと言うと落ち着いた素朴な雰囲気の中に歴史の深みを感じる奈良が好きです(~_~;)
今回巡られた寺院はすべて数十年訪れてなくて、夢さんとは以前から次は行きましょうと言いながら
果たせずにいました。
薬師寺、唐招提寺は国語の教科書で「土塀が続く・・・」佇まい、回廊の様子が書かれた文章の断片が記憶にあり、
母が存命の頃明日香に向かう電車で西の京を通過する度に思い出していました。
エンタシスも確かに!!
もしかしたら亀井勝一郎の文章の一節だったかも?なんて今思っています(苦笑)
「大和古寺風物誌」読んでみようかしら(^^ゞ
法隆寺は小学校の遠足の後にも一度は行っているはずですがそんなに広い境内なんですね~!
すっかり忘れて(泣)
なんだかとっても懐かしくて旅ごころ誘われます(^_-)-☆
京都大覚寺と共に大いに楽しませて戴きました、有り難うございます。

野山、ハイキング同行はいつでも~♪(笑)


Commented by may158 at 2016-01-17 20:42
こんばんわ~まりさん
京都も奈良も関東から見ると古都でどちらもいいな~とおもいますが
たしかに奈良は長閑ですね~
ごく普通の町の中にポツンポツンと名刹があって、バスなどは京都のようには多くないし・・・
まりさん達に奈良公園あたりを案内していただいてからもう4度目の奈良散策になりますが今度行くとしたらどの辺かな~なんて思ってますよ。
唐招提寺では天平の甍の小説を思い出しましたが高尚な本は読んでなくって「奈良・大和路プチ贅沢な旅」なんてガイドブックを片手に回りました(^^ゞ
花の時期などはまた違った趣が楽しめるのでしょうね!
近くだといつでも行けそうな気がしてついつい後回しになりますが…それもまたいい方法だと思いますよ。
のんびりとおしゃべりしながらの神社仏閣めぐり・・・なんて(^^♪

それまではやはり少しは高低差のある野山を~なんて(^^ゞ
わぉう心強い!!!>同行はいつでも~♪(
ありがとう~
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